立爪10本のリング。

2mm サファイアと3mmのピンクトルマリンをリメイクで、という結婚指輪のオーダーを頂きました。

バランスの取れたデザインにする為、2mmのダイア(カラーF、VVS1)を足した石3つ、爪10本の指輪を作ることに。

さて製作過程を紹介します。なかなかエキサイティングで勉強になりました!

小さくて太い方が一番大きい石3mmの幅に合わせて用意した石留め台となる箇所。
細い方の金線を目標となるリングサイズに丸めます。
石が乗る部分も目標サイズに合わせてカーブさせます。
真ん中の石から合わせます。
両側の石も調整
石のカットが3つともすごく違って、うまくバランスよく合わせるのが難しい
石が乗る部分をギリギリ小さくカット。さらにそれがピッタリはまる様に、指輪本体部分もカット。
石が乗る部分が指輪本体にピタッとはまります
ピッタリ。このまま鉄線でしばって溶接。
小さい石が乗る部分をやすりで削って幅を小さくします
爪を設置する溝を削って行きます。各溝ごとに慎重に、丁寧に、根気づよく。
爪を溶接する準備ok
両端8本の爪はUの字に曲げた線でクリップのようにはさんでロウ付け。
真ん中の2つの爪は1本ずつ別々にロウ付け。
余分な長さをカット
指輪本体部分のデティール
予備磨きをさっとして、後は石留め!

こうして出来上がった指輪がこちら。ダイアの眩い輝きは、写真で納めることがどうしてもできず無念です…

旦那さんのリングはパラジウムの”Eva”幅3mmです。

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