石留めリング “HM” をファセットのカラーストーンで

師匠のお店でも定番のモデル”HM” 。

4つのカラーストーンで作ってみました。

石はそれぞれ直径3,5mm。

大きなメーカーだと石留めや磨きの工程だけ下請けに出すことが多いそうですが、

私は地金から始めて、石留め、磨きも全て自分でやります。

どの工程も同じくらい難しいと思っているので、他の人に任せるなんてとんでもない!

一番手前から時計まわりで、アメシスト、ブルートパーズ、ペリドット、シトリン。

トパーズブルーをまずは紹介。

今回使用したトパーズブルーはとても淡い色でまるでアクアマリンの様。

トパーズブルー3,5mm。
細部にこだわったシンプルなフォルム。

そしてアメシスト。

アメシスト3,5mm。

シトリン。

シトリン3,5mm

 そして最後にペリドット。自分の誕生石(8月)なのでなんだかついつい魅かれてしまいます。でも自分ではなぜか一つもペリドットのジュエリーは持ってません!

ペリドット3,5mm

美しくもない自分の手で恐縮ですが、着けた感じはこうなります

少しですが制作工程の写真はこちら⬇︎

リング本体となる地金(リング4つ分たっぷりあります)
上の地金から細長い帯状の板を切り出します
それを丸めてリング本体に。
石留めは4,4mmの銀線をそのまま差し込みます
ぴったり合うように両パーツを糸ノコとヤスリで調整。

最高に楽しいステップです。

石留めパーツを必要な長さに切って、リング本体にはめ、溶接。

ここまでくると楽し過ぎて、ついつい写真を撮るのをすっかり忘れて最後の仕上げまで到達しちゃうんです。汗

今回のような小さい石の場合、フレーム型のポイント(先端工具)で石留めに石を合わせていきます。