ツブツブのついた平打ちの細めゴールドバングルを!
パンクっぽくならないよう、あくまでかわいく。
というシンプルなのですが完璧を目指すとかなり根気のいるチャレンジを頂きました。
強度を考えた可能なかぎりの細さを求めて出るバングルの角線の太さ、それに合わせたい理想の大きさのツブツブ。
業者が売っている18Kゴールドパーツではそんなものは見つからず、自分でツブツブを1つずつ作るしかありません。
繰り返すモチーフがある場合、美しさの秘訣は均等さ。
丁寧に、なるべく同じ形のツブツブをヤスリで整形しました。
気が遠くなるような作業でしたが、なんだか心が静まる心地よい作業でした。
18Kイエローゴールド
![](https://i2.wp.com/okustat.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_6383_edited_600px.jpg?ssl=1)
![](https://i0.wp.com/okustat.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_6381_edited_600px.jpg?ssl=1)
![](https://i2.wp.com/okustat.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_6388_edited_600px.jpg?ssl=1)
製作の様子も少し紹介。
オリジン。角線をひく。 曲げる前に忘れず刻印。 モチロン、V字に接合。
こうすることで溶接部の強度がかなりアップ。これだけでも美しい。 近丸線の先に玉を削っていく 全部でツブツブ16こ!
1日に2個から2個半のペースなので気長にやるしかない。ポジション決め。
16分割。玉が座るポジションを作ってあげる 専用クリップを18Kで作成。 溶接中、玉がこれでバッチリ固定されるというわけ。 溶接が足りない箇所などの微調整は鉄線で縛って。(ツルリと滑るので玉を縛るのは困難) ジャーン!
分割をキッチリしないと仕上がりに響きます。