結婚指輪

素材・製法からとことんこだわって作る

ピエール・エ・オクスタットのリングを結婚指輪に、

とお考えのお客様へ

ずっと先まで寄り添ってくれるリングを

結婚指輪、というのは人類の歴史上かなり古くからある二人の結び付きを象徴化する慣習的なものであって、具体的に法律などで規定があるものではありません。

ですからお二人で相談しながら自由に、お二人の様々な想いや願い、哲学を込めて素材や形を選ばれるのが一番だと思います。

お二人で全く違うデザインのリングを選ばれる例もあれば、同じ形でもリング幅をそれぞれ変えたり、同じ形で素材違いにしたりされる例もあります。

ピエール・エ・オクスタットでは、素材と製法にとことんこだわっていつもジュエリーを作っておりますので、お二人の大切なリングとなればなおさら、ずっと先の将来まで末永くつけていただける様な商品を作りたい、と考えます。

18Kイエローゴールドの "Eva"2mmとパラジウム(現在は取り扱い終了)の"Karine"5mm
プラチナ甲丸リング幅3mm(左)と幅2mm(右)
"Meline"幅7mm 18Kイエローゴールド
シルバー"Eva" 幅3mm

1. 素材を選ぶ

 

まずはリングの素材を選んでいただくのはいかがでしょう。

ピエール・エ・オクスタットで取り扱う金属は以下の4種類。

  • スターリングシルバー(92.5%が銀、7.5%が銅)
  • 18金イエローゴールド/ 18Kイエローゴールド (75%が金、12.5%が銀、12.5%が銅)
  • 18金ローズゴールド/ 18Kローズゴールド (75%が金、5%が銀、20%が銅)※日本では「ピンクゴールド」は僅かにパラジウムや亜鉛を含むまた別の合金として区別されている模様
  • プラチナ950 (95%がプラチナ, 3%がパラジウム, 2%がルテニウム)

 

シルバーで結婚指輪?!

シルバーは「安価」な貴金属であるイメージがあること、硫化しやすく変色し得る、といった理由から結婚指輪に使われるのはごく稀です。ですが、鍛え上げた金属で十分な厚みを持たせしかるべき製法で作れば一生使っていただけるリングができます。

またリングを長期間外していたり、温泉水や薬品などに触れて急激に変色してしまった場合は、専用クロス等で磨いていただければ元通りに綺麗になります。工房に商品をお持ちいただければ変色したシルバーのクリーニングを私共でさせていただくこともできます。

確かに、稀少な金属であるプラチナや金で作ることで「特別」感は一気にあがります。大事な結婚指輪をシルバーで作るなんて非常識!という考えもあります。ステータス(社会的地位を表すもの)、ご予算やリングに持たせる意味合い、周りのご家族の反応等々を考慮されてお選びください。

私たちの師匠のお客様が40年以上わたしたちと同じ製法で作られているシルバーリングを毎日着用されている前例はたくさんありますので、わたしたちはシルバー製品が結婚指輪に不向きだとは思いません。

2.石の有無を考える

 

人間は加齢と共に例外なく節々が大きくなりますので、将来リングのサイズ直しがどうしても必要になってきます。稀に様々な理由でサイズが小さくなる、という場合もあります。長く使っていただく前提の結婚指輪であればなおさら、後のサイズ直しを考慮するのは大切です。

そういう観点からしますと、石留め箇所があるリングはサイズ直しが難しくなります。その点だけ事前に了承していただいた上で、もちろん、結婚指輪に石留めがあるタイプを選んでいただくこともできますし、前例もたくさんあります。

石を入れられる場合は、やっぱりダイヤモンドがおすすめです。

ジュエリーに使うことのできる数ある石の中でも、唯一ダイヤモンドだけが永く毎日使用して頂くのに十分な硬度がある石です。それ以外の石は長くつけて頂くとどうしても欠けてしまったり傷になって表面がすりガラスのようになってしまったり、割れてしまったりする可能性があります。

パラジウム(パラジウムは現在取り扱い終了)"Eva"幅3mm 石留めリング18Kイエローゴールド
甲丸タイプのリングゲージ
平打ちタイプのリングゲージ

3. 正しくサイズを選ぶ

毎日つけていただく場合は特にサイズ選びはとても大切。

サイズが小さ過ぎると着用の際に不快ですし、大き過ぎるとスポッと抜けて失くしてしまいます。

兵庫県丹波市の工房/店舗にご来店いただいて直接サイズを測らせていただくのが理想的なのですが、それができない場合もございますので、以下の点を参考にしていただけると幸いです。

はめる指のサイズを測る

通常日本では結婚指輪は左で薬指にはめます。ですがこれも規定がある訳ではありません。ドイツでは右手の薬指にはめるそうです。

リングゲージを使ってサイズを測る

サイズはお住まいの地域のジュエリー店などでリングゲージという道具を用いで測ってもらってください。日本ではJIS規格の号数を測るのが一般的ですので、ご注文いただく際もその号数が必要です。

時には号数の間の大きさが理想のサイズであることもあります。(例:9号半、12号弱など)

お手持ちの紐や紙で輪っかを作って指の周径を測る、という方法では正確なリングサイズは分かりません。

お持ちの指輪の内径を測る、という方法も、正しく内径が測れているかどうか不安なのでおすすめしません。リングの形状や状態などによって、正しい測定が不可能な場合が多々あります。

体のむくみ具合がサイズに影響します

時間帯や季節、体調などによっても指輪のサイズが変わることもありますので、できれば複数測ることをお勧めします。

個人差がありますが、人によってはかなりサイズが変わる方もお見受けします。

 

指輪の幅やデザインによっても的確なサイズは変わってきます

リングゲージのリングの幅が、完成予定の指輪の幅に近いのが理想的です。

幅の広いリングは指との接着面が大きく、サイズも大きめにお作りする必要があります。

あらかじめリングのデザインが決まってからサイズを測りましょう。

オンラインショップでご購入・ご注文頂けるのはごく一部の商品ですが、シルバーでお作りしている商品を18Kゴールドやプラチナでお作りすることができます。

シルバーのリングは十分な強度を出すために18Kゴールドやプラチナで作る時よりも分厚くして作ります。逆にシルバーの商品を18Kゴールドやプラチナで、というご注文を承る際は厚みを減らすようにしています。

18Kゴールドやプラチナでお作りする場合は、ご注文いただくリングのサイズが大きく値段に左右しますので、お問い合わせいただく際にはお客様のリングサイズが必ず必要です。

結婚リングの参考となる商品一覧

お問い合わせ

Email: info@pierre-okustat.com