さてさて、ケベックもそろそろ気温が下がってきて、
長袖&ニットに上着を羽織ってで外出する日が増えてきました。
久しぶりにパラジウムでジュエリーを作ったのでレポート。
やっぱり不思議なこと金属。
地金を作るのは師匠も悩ませてしまうほどの難しさ。
切ったり削ったりする時はガリガリ、ゴリゴリ、と金や銀とは比べものにならないほど手強く、
板状の輪を変形する際は比較的スムーズ、
ヤスリがけは金属自体の削りカスが表面に傷をつけてしまいとても難しい。
ですが仕上がりの表面の美しさや暗いグレーのコントラストが本当に素敵。
今回は幅4mmのリング本体に0,02ct未満の極小のブラックダイヤを埋め込み留めにしています。
製作過程も一部紹介。
もちろん溶接箇所は一切なしで作っています。
切り抜いた輪 |
サイコロダイスと矢坊主、重めのハンマーでせり出す |
穴が陥没してこうなります。(側面) |
リングサイザーで内側から広げた状態。 |
作りたいモデルにヤスリで整形していきます。 |